ファミコンディスクシステムのディスクデータを吸い出してみた☆その②
前回の続きです。
ここでは“FDSLOADR”を起動するのに必要な起動ディスク作成について書いていきます。

まずフロッピーディスクを用意します(種類が2HDと2DDとありますが、私は2HDのものを使用しました)。用意したら“MS-DOSの起動ディスクを作成する”を選びフォーマットします。


フォーマットが完了して中を開いてみると、ファイルがいくつか出来ています。

次にネット上からダウンロードしておいた“fdsloadr.zip”を解凍します。すると↓のようになっています。

中に入っているテキストファイル以外のファイルをフロッピーディスクにコピーします。

ここまで出来たら、最後に仮想ディスクデータファイルを作成します。これはどのようなものかと言うと、“FDSLOADR”でゲームデータを吸い出した際、そのままだとデータファイルとして保存出来ないため、仮のディスクデータファイルを用意し、そこに上書き保存をして完成させるのに使います。
作成にはまずメモ帳を開き、本文は何も書かずにファイルから“名前を付けて保存”を選択。
名前は分かりやすく数字の“1”にし、拡張子は“.TXT”から“.FDS”に変更して保存します。すると“1.FDS”となりファイル形式が“FDSファイル”になると思います。
ファイルが出来たら、用意しておいたバイナリエディタを開き、“1.FDS”ファイルを開きます。
①片面ディスク(A面のみ)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 01”と入力し、後は“0000FFEB”まで“OO”で埋めます。すると容量は65516バイトとなります。

②両面ディスク(A面B面)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 02”と入力し、後は“ 0001FFC7”まで“OO”で埋めます。すると容量は131016バイトとなります。

③2枚両面ディスク(前編・後編に分かれたA面B面)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 04”と入力し、後は“0003FF7F”まで“OO”で埋めます。すると容量は262016バイトとなります。

上記でも分かるように吸い出したいゲームディスクによっては、3種類作成する必要があります。分かりやすくファイル名は①だったら“1.FDS”、②だったら“2.FDS”、③だったら“4.FDS”とでも付けておくと良いでしょう。作成出来たら仮想ディスクデータファイルの完成です。
フロッピーディスクの容量が許される限り、仮想ディスクデータファイルは保存出来るので、出来るだけ一気に吸い出したい場合は複数仮想ディスクデータファイルを入れておくと良いです。
取りあえず私は②で作成したものをフロッピーディスクに1ファイルだけ保存しました。

そうするとフロッピーディスクの中身は最終的に↓のようになります。これで“FDSLOADR 起動ディスク”が出来上がりました!

次回はいよいよこの起動ディスクを使って吸い出し作業を書いていきたいと思います。
“FDSLOADR”を使用するのに必要な機器の紹介☆
“FDSLOADR”を使って実際にディスクデータを吸い出してみた☆
ディスクシステムの“Bios”データを吸い出してみた☆
番外編1:“FDSLOADR”専用アダプタを自作してみた☆
番外編2:RAMアダプタ転送機を制作してみた+α☆
番外編3:“FDSLOADR”二号機を製作してみた☆
番外編4:ディスクシステムドライブのプロテクトを解除してみた☆
番外編5:続・ディスクシステムドライブのプロテクトを解除&“FDSLOADR”一号機改を製作してみた+α☆
ここでは“FDSLOADR”を起動するのに必要な起動ディスク作成について書いていきます。

まずフロッピーディスクを用意します(種類が2HDと2DDとありますが、私は2HDのものを使用しました)。用意したら“MS-DOSの起動ディスクを作成する”を選びフォーマットします。


フォーマットが完了して中を開いてみると、ファイルがいくつか出来ています。

次にネット上からダウンロードしておいた“fdsloadr.zip”を解凍します。すると↓のようになっています。

中に入っているテキストファイル以外のファイルをフロッピーディスクにコピーします。

ここまで出来たら、最後に仮想ディスクデータファイルを作成します。これはどのようなものかと言うと、“FDSLOADR”でゲームデータを吸い出した際、そのままだとデータファイルとして保存出来ないため、仮のディスクデータファイルを用意し、そこに上書き保存をして完成させるのに使います。
作成にはまずメモ帳を開き、本文は何も書かずにファイルから“名前を付けて保存”を選択。
名前は分かりやすく数字の“1”にし、拡張子は“.TXT”から“.FDS”に変更して保存します。すると“1.FDS”となりファイル形式が“FDSファイル”になると思います。
ファイルが出来たら、用意しておいたバイナリエディタを開き、“1.FDS”ファイルを開きます。
①片面ディスク(A面のみ)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 01”と入力し、後は“0000FFEB”まで“OO”で埋めます。すると容量は65516バイトとなります。

②両面ディスク(A面B面)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 02”と入力し、後は“ 0001FFC7”まで“OO”で埋めます。すると容量は131016バイトとなります。

③2枚両面ディスク(前編・後編に分かれたA面B面)のを作りたい場合
最初の5バイトを“46 44 53 1A 04”と入力し、後は“0003FF7F”まで“OO”で埋めます。すると容量は262016バイトとなります。

上記でも分かるように吸い出したいゲームディスクによっては、3種類作成する必要があります。分かりやすくファイル名は①だったら“1.FDS”、②だったら“2.FDS”、③だったら“4.FDS”とでも付けておくと良いでしょう。作成出来たら仮想ディスクデータファイルの完成です。
フロッピーディスクの容量が許される限り、仮想ディスクデータファイルは保存出来るので、出来るだけ一気に吸い出したい場合は複数仮想ディスクデータファイルを入れておくと良いです。
取りあえず私は②で作成したものをフロッピーディスクに1ファイルだけ保存しました。

そうするとフロッピーディスクの中身は最終的に↓のようになります。これで“FDSLOADR 起動ディスク”が出来上がりました!

次回はいよいよこの起動ディスクを使って吸い出し作業を書いていきたいと思います。
“FDSLOADR”を使用するのに必要な機器の紹介☆
“FDSLOADR”を使って実際にディスクデータを吸い出してみた☆
ディスクシステムの“Bios”データを吸い出してみた☆
番外編1:“FDSLOADR”専用アダプタを自作してみた☆
番外編2:RAMアダプタ転送機を制作してみた+α☆
番外編3:“FDSLOADR”二号機を製作してみた☆
番外編4:ディスクシステムドライブのプロテクトを解除してみた☆
番外編5:続・ディスクシステムドライブのプロテクトを解除&“FDSLOADR”一号機改を製作してみた+α☆
スポンサーサイト