Retrode2本体+自作したPCE拡張アダプターを使ってデータを吸い出してみた☆
この前の日記でゲットした3種のアダプターの他にも数種類存在し、自作したものがあると書きましたが、今回の日記でそれに触れてみようと思います。
タイトル通り、PCエンジンの拡張アダプターを自作してみました!
Retrodeの公式サイト様で配線方法が掲載されていますが、これは海外版(Turbografx-16)の配線方法なため、そのまま制作すると正常にバックアップ出来ないようなので、ぽんRev!! 個人的備忘録様のブログを参考にさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。とても助かりました。有難うございました!

先人の方と同様に媒介となるカセットは、スーパーゲームボーイを用意し、配線も同じように行い、基板についていた電子部品を“はんだっしゅ太郎”で撤去して、基板の真ん中辺りを“クラフトナイフ”で半分にぶった切りました。まずはカセットの中を開きます。ネジは特殊なものを使っているため、専用ドライバーを用意しました。

次にPCエンジンのコネクタを用意。これは既に所持している完動品から取り外すのが非常に怖かったので、ジャンク品を新たに購入し、それから取り外しました。こちらも特殊ネジが付いているので、上に同じく。コネクタに新たに取り付ける基板は余っているものを使いました。


コネクタは基板にしっかりはんだ付けされているので、私はこちらでも“はんだっしゅ太郎”を使いました。実はこの挑戦で一番大活躍しました(苦笑) あるととても便利です♪
お話は戻ってアダプターですが、先人様と違うところは、私はスーパーゲームボーイ側を端子上部に直接はんだ付けしています。画像を見て分かる通り、配線は動かないようにホットボンドで固めてます。あと分かりづらいですが、PCエンジンのコネクタが動かないように“プラリペア”を使い、更にちょうど良いネジを用意して固定しています。

苦労したことを挙げると、基板の電子部品とPCエンジンのジャンク品からコネクタの撤去に思いのほか手間が掛かってしまったことでしょうか。後、配線も30か所以上もあったので同じく。初めての取り組みとして致命的なミスをしないように十分気をつけてゆっくり行いました。
要するに、作業全般が苦労したことになりますね(苦笑)
そんなこんなで組み立てて、蓋を閉めて完成。見た目はスーパーゲームボーイと変わりません。
Huカードはこの様に挿します。


Retrode2本体に自作したアダプターとHuカードをこの様に挿して、Retrode2本体に更にセット。制作に問題なければ、↓の画像の通りに自動認識します。

ただPCエンジンの場合、“GenericRomInSnesSlot.DAT”というファイルが1024KByte(Retrode2本体のファームウェアが0.17以下だと2048KByte)固定で出来ています。
このままでは、エミュで使うことが出来ないので、ちゃんとした拡張子と正確な容量にするためにデータを切り出す必要があります。
そこで、先人であるぽんRev!! 個人的備忘録様は、切り出し方法として“GenericRomInSnesSlot.DAT”をコピーし、CMDを開いて決められたコマンドを打ち込む方法と、Retrode用のツール“PC-Engine ROM Trimmer”で自動的にトリムしたデータを作成してくれる方法の2種類を公開されています。
私は後者の方を使わせていただきました。
ツールを起動してツール内にドラッグ&ドロップ。
正常に処理が終了すれば、画面にDone!のメッセージが表示され、デスクトップ上にファイル(HuCard(サイズ).pce)が作成されます。
作成されたものをそのままエミュで確認してみるのも良いですが、確実に出来ているか知りたい場合は、更に“ROMチェッカー”というBAB様が作成されたツールを使うとより効果的です。
こちらもツール内にデータファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK。

ちゃんとバックアップ出来ていれば、そのデータの情報が表示されて“データが一致”と表示されます。

少し前の日記で用意した私の所持するHuカードでここまでの工程を試したところ、ほぼ正常にバックアップ出来、エミュで遊ぶことが出来ました☆



また、Bios(システムカードデータ)があり、CDROMをあらかじめ“CD Manipulator”などでイメージ化していれば、こちらも遊ぶことが出来ます。CDROMで遊ぶ場合、仮想ドライブ(DAEMON TOOLなど)を使ってマウントすればOK。
ちなみになぜ“ほぼ”と表現したかというと、一部バックアップ出来ないものがあったからです。私の場合は、“ストリートファイターⅡ´”と“KLAX”が駄目でした。
どうしても“sfc”拡張子の1kbで作成されてしまう…。原因がさっぱり分からない。
基板に直接配線したのが原因なのかしら?
まあ、これまでにも他ので出来ないものがあったので、あまり気にはしていませんが、なんか悔しいですね(苦笑)
しかし、今回の取り組みで初めてカセットの中身を見たり、基板に配線したのはとても勉強になりました。なにより楽しく行うことが出来て良かったです。
失敗したときは正直凹みますが、失敗があっての成功だと思いますし、それにめげずに挑戦して成功したときは、やっぱり喜びが多いですね(苦笑) 新たに挑戦して本当に良かったです!
ちなみにあのままでは、見た目がスーパーゲームボーイと変わらないので、ラベルも自作してみました。

ラベルシールにはこちらを購入してみました。水に強く、吸着にも強い一品。ただし、上手く貼らないと気泡が入ります(苦笑)

裏もこの様に自作。これは既に所持しているアダプターの裏と同じように書かれているものをPCで作成し、そのままラベルにしています。

気になる性能も大事ですが、見た目にもやっぱりこだわりたいですよね!
実はちょっと気に入ってます(苦笑)
<追記>
今回の作業で新しく調達した道具がとても役に立ちました。少しご紹介を。

“はんだっしゅ太郎”
既に基板に電子部品がはんだ付けされたものを取り除くのにとても便利。他にはんだごてとしても活用出来ます。

“クラフトナイフ”
固いプラスチックを切ったり、削ることが出来るナイフ。アダプターを自作するにあたって、邪魔な部分を削るのに一役買ってくれました。

“特殊ネジ用ドライバー 2種”
スーパーファミコン、ニンテンドー 64、ゲームキューブ、PCエンジン等のゲーム機の特殊ネジと、ゲームボーイ&カラーカセット、スーパーファミコンカセット、ニンテンドー64カセット、ゲームギアカセット等の特殊ネジを外すのに必須なドライバー。本体とカセットでは特殊ネジの大きさが違うため、それぞれ購入しました。(画像では先の大きさが違うだけなので、1種のみ掲載)

“プラリペア”
合成樹脂のパウダーと専用リキッドを混合し重合硬化させる補修剤。動かないように新たに取り付けたコネクタを安定させるために購入してみました。室温で短時間のうちに硬化し、プラスチック並みになるので、ネジの取り付けに重宝しました。

“ホットボンド”
電線や電子部品の固定等にとても役に立つだろうと思って購入。ここでは配線の固定に使いましたが、案の定本当に役に立ってくれました(苦笑)
2017/05/13追記
最初に制作したラベルが後から見返してみると何だか出来が悪く感じてきたので、表面だけ作り直してみました。
シールの材料は、ここのところとても重宝しているこちらを用意。

前回使用したものは、印刷フィルムのみで汚れが少し目立つようになりましたが、こちらだと保護フィルムもあり、光沢感が増して尚且つ汚れの心配がなくなりました。

貼りなおしてみて、個人的に納得のいく出来になりました☆
仮に汚れが付いたとしても柔らかい布等で一拭きしたら綺麗になるので変えて良かったです♪
ついでにカセットに合う保護袋は100均で調達してみました。使わない時はこれに入れて保管しておこうと思います。
タイトル通り、PCエンジンの拡張アダプターを自作してみました!
Retrodeの公式サイト様で配線方法が掲載されていますが、これは海外版(Turbografx-16)の配線方法なため、そのまま制作すると正常にバックアップ出来ないようなので、ぽんRev!! 個人的備忘録様のブログを参考にさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。とても助かりました。有難うございました!

先人の方と同様に媒介となるカセットは、スーパーゲームボーイを用意し、配線も同じように行い、基板についていた電子部品を“はんだっしゅ太郎”で撤去して、基板の真ん中辺りを“クラフトナイフ”で半分にぶった切りました。まずはカセットの中を開きます。ネジは特殊なものを使っているため、専用ドライバーを用意しました。

次にPCエンジンのコネクタを用意。これは既に所持している完動品から取り外すのが非常に怖かったので、ジャンク品を新たに購入し、それから取り外しました。こちらも特殊ネジが付いているので、上に同じく。コネクタに新たに取り付ける基板は余っているものを使いました。


コネクタは基板にしっかりはんだ付けされているので、私はこちらでも“はんだっしゅ太郎”を使いました。実はこの挑戦で一番大活躍しました(苦笑) あるととても便利です♪
お話は戻ってアダプターですが、先人様と違うところは、私はスーパーゲームボーイ側を端子上部に直接はんだ付けしています。画像を見て分かる通り、配線は動かないようにホットボンドで固めてます。あと分かりづらいですが、PCエンジンのコネクタが動かないように“プラリペア”を使い、更にちょうど良いネジを用意して固定しています。

苦労したことを挙げると、基板の電子部品とPCエンジンのジャンク品からコネクタの撤去に思いのほか手間が掛かってしまったことでしょうか。後、配線も30か所以上もあったので同じく。初めての取り組みとして致命的なミスをしないように十分気をつけてゆっくり行いました。
要するに、作業全般が苦労したことになりますね(苦笑)
そんなこんなで組み立てて、蓋を閉めて完成。見た目はスーパーゲームボーイと変わりません。
Huカードはこの様に挿します。


Retrode2本体に自作したアダプターとHuカードをこの様に挿して、Retrode2本体に更にセット。制作に問題なければ、↓の画像の通りに自動認識します。

ただPCエンジンの場合、“GenericRomInSnesSlot.DAT”というファイルが1024KByte(Retrode2本体のファームウェアが0.17以下だと2048KByte)固定で出来ています。
このままでは、エミュで使うことが出来ないので、ちゃんとした拡張子と正確な容量にするためにデータを切り出す必要があります。
そこで、先人であるぽんRev!! 個人的備忘録様は、切り出し方法として“GenericRomInSnesSlot.DAT”をコピーし、CMDを開いて決められたコマンドを打ち込む方法と、Retrode用のツール“PC-Engine ROM Trimmer”で自動的にトリムしたデータを作成してくれる方法の2種類を公開されています。
私は後者の方を使わせていただきました。
ツールを起動してツール内にドラッグ&ドロップ。
正常に処理が終了すれば、画面にDone!のメッセージが表示され、デスクトップ上にファイル(HuCard(サイズ).pce)が作成されます。
作成されたものをそのままエミュで確認してみるのも良いですが、確実に出来ているか知りたい場合は、更に“ROMチェッカー”というBAB様が作成されたツールを使うとより効果的です。
こちらもツール内にデータファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK。

ちゃんとバックアップ出来ていれば、そのデータの情報が表示されて“データが一致”と表示されます。

少し前の日記で用意した私の所持するHuカードでここまでの工程を試したところ、ほぼ正常にバックアップ出来、エミュで遊ぶことが出来ました☆



また、Bios(システムカードデータ)があり、CDROMをあらかじめ“CD Manipulator”などでイメージ化していれば、こちらも遊ぶことが出来ます。CDROMで遊ぶ場合、仮想ドライブ(DAEMON TOOLなど)を使ってマウントすればOK。
ちなみになぜ“ほぼ”と表現したかというと、一部バックアップ出来ないものがあったからです。私の場合は、“ストリートファイターⅡ´”と“KLAX”が駄目でした。
どうしても“sfc”拡張子の1kbで作成されてしまう…。原因がさっぱり分からない。
基板に直接配線したのが原因なのかしら?
まあ、これまでにも他ので出来ないものがあったので、あまり気にはしていませんが、なんか悔しいですね(苦笑)
しかし、今回の取り組みで初めてカセットの中身を見たり、基板に配線したのはとても勉強になりました。なにより楽しく行うことが出来て良かったです。
失敗したときは正直凹みますが、失敗があっての成功だと思いますし、それにめげずに挑戦して成功したときは、やっぱり喜びが多いですね(苦笑) 新たに挑戦して本当に良かったです!
ちなみにあのままでは、見た目がスーパーゲームボーイと変わらないので、ラベルも自作してみました。

ラベルシールにはこちらを購入してみました。水に強く、吸着にも強い一品。ただし、上手く貼らないと気泡が入ります(苦笑)

裏もこの様に自作。これは既に所持しているアダプターの裏と同じように書かれているものをPCで作成し、そのままラベルにしています。

気になる性能も大事ですが、見た目にもやっぱりこだわりたいですよね!
実はちょっと気に入ってます(苦笑)
<追記>
今回の作業で新しく調達した道具がとても役に立ちました。少しご紹介を。

“はんだっしゅ太郎”
既に基板に電子部品がはんだ付けされたものを取り除くのにとても便利。他にはんだごてとしても活用出来ます。

“クラフトナイフ”
固いプラスチックを切ったり、削ることが出来るナイフ。アダプターを自作するにあたって、邪魔な部分を削るのに一役買ってくれました。

“特殊ネジ用ドライバー 2種”
スーパーファミコン、ニンテンドー 64、ゲームキューブ、PCエンジン等のゲーム機の特殊ネジと、ゲームボーイ&カラーカセット、スーパーファミコンカセット、ニンテンドー64カセット、ゲームギアカセット等の特殊ネジを外すのに必須なドライバー。本体とカセットでは特殊ネジの大きさが違うため、それぞれ購入しました。(画像では先の大きさが違うだけなので、1種のみ掲載)

“プラリペア”
合成樹脂のパウダーと専用リキッドを混合し重合硬化させる補修剤。動かないように新たに取り付けたコネクタを安定させるために購入してみました。室温で短時間のうちに硬化し、プラスチック並みになるので、ネジの取り付けに重宝しました。

“ホットボンド”
電線や電子部品の固定等にとても役に立つだろうと思って購入。ここでは配線の固定に使いましたが、案の定本当に役に立ってくれました(苦笑)
2017/05/13追記
最初に制作したラベルが後から見返してみると何だか出来が悪く感じてきたので、表面だけ作り直してみました。
シールの材料は、ここのところとても重宝しているこちらを用意。

前回使用したものは、印刷フィルムのみで汚れが少し目立つようになりましたが、こちらだと保護フィルムもあり、光沢感が増して尚且つ汚れの心配がなくなりました。

貼りなおしてみて、個人的に納得のいく出来になりました☆
仮に汚れが付いたとしても柔らかい布等で一拭きしたら綺麗になるので変えて良かったです♪
ついでにカセットに合う保護袋は100均で調達してみました。使わない時はこれに入れて保管しておこうと思います。
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